今回の一連の台風災害及び大雨災害により被災されました みな様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い日常生活のご回復を心よりお祈り申し上げます。
今回の一連の台風及び大雨災害は、信じられないほど広範囲に
そのニュースを見ていて、感じることがございます。 被災されたご家庭の中には、ひきこもりの方がいらしたご家庭も
いや、実はかなりの数のひきこもりの方の「ご自宅」が 損壊しているはず・・・
誰にとっても、「自宅」=「絶対的に安心できる場所」 その「居場所」を奪われれば、誰もが計り知れない 精神的・肉体的・経済的ダメージを受けます。
ましてや、ひきこもりの方が「自宅」=「唯一の安心できる場所」 ・どのような感情が湧いてくるのでしょうか? 感じるのでしょうか?
もちろん人によって感じ方が異なるのは当然ですので、災害を機に 引きこもりを脱する方もおられると思います。 しかし逆のパターンもまた避けられないと思います。
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<避難について> 出たら、すぐに避難所に避難しようと思うのでしょうか?
ご家族はひきこもりの方に対して、避難指示をどのように 伝えるのでしょうか?
ひきこもりの方は、そもそも「避難しよう」と思うのでしょうか?
引きこもりの方が「唯一安心できる場所」である 「自宅=自室」を捨てて、公衆の面前に出ていこうという気持ちに なるのでしょうか?
ひきこもりのお子様が「避難所には行かない」と意思表示をした時、 ご家族の方は、お子様を置いて自分たちだけ避難所に逃げる
仮に避難所に行ったとしても、あれほどプライバシーのまったくない 場所で生活することができるのでしょうか?
もちろん、避難指示が「外出」のキッカケになる場合もあると 思いますが、むしろ避難が難しい場合の方がはるかに多いのでは ないでしょうか・・・
もともと抱えていた問題に加えて、さらに大きな問題を突き付けられ、 思い悩む状況に追い込まれてしまうのではないでしょうか?
ただ問題提起をするだけで、居場所喪失の問題に対しても、 何も答えを示すことができずに情けない限りですが、 抱え込まずに、さまざな相談先にご相談していただきたい
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一日も早い日常生活のご再興を心より願っております。
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