「勝つことは〇・上・良、負けることは×・下・ダメ」
という価値観があるから、
気がつくといつも人と比べて、
自分は「勝ったか負けたか」「上か下か」「優か劣か」
「〇か×か」という『評価』を、無意識のうちに、
常に自分自身に対して下しているのではないでしょうか?
無意識に「この価値観」を尺度にしているから、
「持っていない」「足りない」「妬ましい」というように
足りないものを次々リストアップする「負の感情」
が自動的に湧いてきて、
無意識にいつも「現状否定」をしているのでは
ないでしょうか?
我々のアイデンティティが「この価値観」に基づいて
作られているから、
人より「下」という評価で惨めな思いをして
アイデンティティが傷つけられることがないように、
弱音を吐くことなく、
いつも無意識に「防御態勢」を取っているのでは
ないでしょうか?
だから、
「自分の弱さ」や「負の感情」を絶対に他人に
悟られないように、
無理やり笑顔を作って
必死に『普通』のふりをしている。
常に気を張って『演技』し続けている。
それが、
我々がヘトヘトに疲れてしまう原因の一つ
なのではないでしょうか?