★今回は、「幸せになる勇気」の2回目(続き)の紹介をさせていただきます。
(教育者・リーダーの役割 ※当方で付題) ■教育する立場にある人間、そして組織の運営を任されたリーダーは、 孤独を受け入れなければなりません。 ■感謝されることを期待するのではなく、彼らの「自立」という目標に自分は貢献できたのだという 「貢献感」を常に持つのです。 ■「貢献感」の中に自身の幸せを見出すのです。 ■幸福の本質は「貢献感」なのです。
■子どもたち・部下たちの決断を尊重し、その決断を援助する。 ■「自分の人生は、日々の行いは、すべて自分で決定するものなのだ」と教えること。 ■そして決めるにあたって必要な材料―例えば知識や経験―があれば、それを提供していくこと。 ■それが教育者・リーダーのあるべき姿なのです。
(「競争」ではなく「協力」 ) ■人間は「不完全な存在」です。 ■単独では生きていけないほど弱いのです。 ■人間はその弱さゆえに共同体をつくり、「協力関係」の中に生きているのです。
■なぜ人間は社会(共同体)を形成するのか? → それは「分業」するためです。 ■弱い人間が生きるためには「分業」が必要なのです。 ■人間はその「弱さ」ゆえに集団を形成し、社会(共同体)を構築したのです。
■共同体感覚は「身につける」ものではなく、己の内から「掘り起こす」ものであり、 だからこそ、「感覚」として共有できるのです。 ■人はひとりでは生きていけないことを本能的に熟知しているために、 「孤立」をもっとも恐れるのです。 ■われわれの力と文明は、「弱さ」の賜物なのです。
(「わたしがわたしであること」の勇気) ■人間のもっとも根源的な欲求は、それは「所属感」「孤立したくない」というものです。 ■「ここにいてもいいんだ」と実感したいのです。
■そのため人は共同体の中で「所属感」を得ようとして、 他者からの承認による「特別な地位」をもとめます。
■しかし劣等感を「他者からの承認」で埋めることはできません。 ■他者からの承認では、ほんとうの「価値」を実感することはできないのです。 ■他者からの承認には終わりがないため、他者からの承認を求めることは、 「依存」の地位に置かれたまま、永遠に求め続ける生を送ることになるのです。
■「特別な地位」をもとめるのではなく、「その他大勢」を受け入れるのです。 ■「ありのまま」でいいのです。 ■あなたの居場所はそこにあります。
■人と違うことに価値をおくのではなく、「わたしであること」に価値をおくのです。 ■あなたの個性とは、相対的なものではなく、絶対的なものなのですから。
■わたしの価値を「他者」に決めてもらうのではなく、わたしの価値を「自ら」が決定するのです。 ■これを「自立」と呼びます。
<今回はここまでとさせていただきます。>
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