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【書籍紹介】幸せになる勇気①

読まれた方も多いかと思いますが、今回は「幸せになる勇気/岸見一郎さん共著」

の前半部分の一部を紹介させていただきます。

 

(教育)

■教育の目標は、ひと言でいうとそれは「自立」です。

■教育とは、「介入」ではなく、自立をうながす「援助」なのです。

■「自立」とは「自分の人生は、自分で選ぶ」ということであり、

 その「自立」を学ぶ「援助」をすることが教育なのです。

 (短文にまとめさせていただきました。)

 

(尊敬)

■そして教育の入り口(前提)は「尊敬」です。それ以外にありません。

■「尊敬」とは「その人が、その人らしく成長発展していけるよう、気づかうこと」です。

■目の前の他者を、変えようとも、操作しようともしない。

 なにかの条件をつけるのではなく「ありのままのその人」を認める。

 これに優る尊敬はありません。

■「尊敬」は、いわば「勇気づけ」の原点でもあるのです。

 

■「尊敬」の具体的一歩は、「他者の関心事」に関心を寄せることです。

■「他者の目で見て、他者の耳で聞き、他者の心で感じる」ことです。

■「もしもわたしがこの人と同じ種類の心と人生を持っていたら?」と考えるのです。

■それが教育の入り口(大前提)なのです。

 

 (わたしであることの勇気)

■アドラー心理学では、人間の抱えるもっとも根源的な欲求は「所属感」だと考えます。

■われわれは「孤立したくない」「ここにいてもいいんだ」と実感したい。

■どうすれば共同体のなかでその「所属感」を得られるのでしょうか?

 ⇒それは共同体のなかで、「特別な地位」を得ることです。

  つまり「その他大勢」にならないことです。

 

■そのとき「他者からの承認」に依存してしまうと、永遠に他者の承認を求め続け、

 満たされることのない生を送ることになるのです。

■一方、「わたし」の価値を、自らが決定すること。

 これを「自立」と呼びます。

 

■自分に自信が持てないのは、「普通である勇気」が足りていないのです。

■特別な存在にならずとも、優れていなくとも、「その他大勢」として自分を受け入れましょう。

■「人と違うこと」に価値を置くのではなく、「わたしであること」に価値を置くのです。

■それが本当の個性というものです。

 

<今回はここまでとさせていただきます。>

 

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