★先日、日曜日の午前中に、とある読書会に参加させていただきました。
その際にたいへん参考になる書籍を教えていただきましたので、 この場でご紹介させていただきます。
◇書籍のタイトルは、 「質問は人生を変える」です。 (サブタイトル:~「本音」と「本気」を引き出す力~) ◇著者は、質問家のマツダミヒロさんです。
☆「はじめに」と「おわりに」の内容より、一部をご紹介させていただきます。
<おわりにより> ■「一人でも多くの人が、その人らしい生き方ができる世の中をつくりたい」 とのビジョンのもとに活動を続けてきました。 ■どんな人生が自分らしい人生なのか、 それは自分自身に質問し、自分と対話していかないと見えてきません。
■だからこそ、質問が大事であり、日々自分に問いかけることが大切なのです。 自分の中に眠っている答えを見つけることほど素晴らしいものはありません。 ■誰かに質問するだけではなく、 「自分自身にどんな質問を投げかけるかが大事である」ということを、 この本を通じて感じていただければ幸いです。 ■質問は未来をつくるのです。
<はじめにより> ■私(著者のマツダさん)はたった4つの質問で人生が変わりました。 ■その質問とは以下の4つです。 ①「何を?」 ②「本当に?」 ③「それで?」 ④「どのようにすれば?」
■4つのシンプルな質問にこの順番で答えていくことで、劇的に人生が変わってしまうのです。 ■これを「魔法の質問メソッド」と呼びます。
<魔法の質問が生まれた経緯~> ◆私は大学卒業後、すぐに起業し会社は成長していったのですが、 途中から事業がうまくいかなくなり、ある日突然、社長をクビになりました。 ◆その時自分自身にした質問が、「何がしたいんだろう?」「本当にやりたいの?」でした。 ◆その答えを探し、迷っていました。
◆思い浮かぶ様々なことについて「なぜやりたいと思わないんだろう?」と自問を続ける中で、 ある日、今まで好きで得意だったことを考え直してみました。 ◆そこで思い出したのが、大学時代に後輩の話を聞き、 「それってやりたいことなの?」と質問すると、 相手がやる気に満ちあふれて帰っていったことでした。 ◆その後専門スクールで質問について学び、それ以来、質問の研究活動を続けてきました。 ◆その結果体系化されたのが、冒頭の「魔法の質問メソッド」です。
■ただし本当に大事なのは、テクニックではありません。 ■テクニックではなく「どのような心持ちで質問を口にするか」が何よりも大切なのです。
■魔法の質問には3つのルールがあります。(それは自分に対してする場合も同じです。) ①「答えはすべて正解」 ②「答えは出なくても正解」 ③「答えはすべて受けとめる」
■3つのルールの説明は以下のとおりです。 ①「答えはすべて正解」 ⇒どんな答えも否定しない。答えは一つではありません。 ②「答えは出なくても正解」 ⇒答えを急がない。脳は質問されると答えが出るまで探し続けます。 必ず、いつか、答えは出るのです。 ③「答えはすべて受けとめる」 ⇒否定せずに、「いいね」「そういう考えもあるよね」と受けとめることです。
■この心得を持った人の質問ならば、安心して答えることができます。 答えたくなる雰囲気をつくることは、質問が人生を変える第一歩なのです。 (自分自身に対してする場合もまったく同じです。)
■私は「質問力を身につけたら、何でも手に入る」と考えています。 ■実際に、実現したいと思ったことはほとんど実現するようになりました。
■質問は、自分の思い通りの人生を実現する、強力なツールなのです。
以上、「はじめに」と「おわりに」より一部をご紹介させていただきました。 |