☆連日報道されておりますとおり、
厚生労働省が行っております毎月勤労統計の不適切処理の結果、
「雇用保険」「労災保険」「船員保険」「企業助成金」を受けておられた方
及び企業様に膨大な追加給付が必要な状態となっております。
『厚生労働省のホームページ』
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00035.html
⇒以下のとおり、厚生労働省に相談窓口が設けられておりますが、
システムの改修や旧データ移管などの作業に相当の時間を要するとのことで、
現段階では電話をしても具体的な追加給付の可否・金額・支払時期等についての
詳細な回答は、残念ながらまだ得られないようです。
☆以下に、
厚生労働省のホームページ(追加給付ページ)から一部を抜粋して
掲載させていただきます。
<相談窓口>
平成31年1月11日(金)~
★雇用保険追加給付問い合わせ専用ダイヤル ⇒ 0120-952-807
(※事業主向け助成金の問い合わせも含む。)
★労災保険追加給付問い合わせ専用ダイヤル ⇒ 0120-952-824
★船員保険追加給付問い合わせ専用ダイヤル ⇒ 0120-843-547
又は 0120-830-008
<受付時間> 平日 8:30~20:00
土日祝 8:30~17:15
※追加給付問い合わせ専用ダイヤルは午前中混み合い、
比較的午後がつながりやすい状況です。
※全国どこからでも通話料無料でお電話いただけます。
※ご相談の期限は、当面、設けません。
<追加給付の対象となる可能性がある方 >
(1)雇用保険関係
・「基本手当」、
「再就職手当」、
「高年齢雇用継続給付」、
「育児休業給付」
などの雇用保険給付を平成16年8月以降に受給された方
・ 雇用保険と同様又は類似の計算により給付額を決めている
「政府職員失業者退職手当」
(国家公務員退職手当法)、「就職促進手当」(労働施策総合推進法)
(2)労災保険関係
・「傷病(補償)年金」、
「障害(補償)年金」、
「遺族(補償)年金」、
「休業(補償)給付」などの
労災保険給付や特別支給金等を平成16年7月以降に受給された方
(3)船員保険関係
・ 船員保険制度の「障害年金」、「遺族年金」などの船員保険給付を
平成16年8月以降に受給された方
(4)事業主向け助成金
・「雇用調整助成金」の支給決定の対象となった休業等期間の初日が
平成16年8月から平成23年7月の間であったか、
平成26年8月以降であった事業主 等
<追加給付の概要>
(1)追加給付の計算
・ 追加給付の計算は、平成31年1月11日(金)に公表を行った
「再集計値」及び「給付のための推計値」を用いて行います。
(2)追加給付の一人当たり平均額、対象人数、給付額の現時点の見通し
・ 一人当たり平均額等の現時点の見通しは次のとおりです。
【雇用保険】
■一つの受給期間を通じて
■一人当たり平均約1,400円、
■延べ約1,900万人、
■給付費約280億円
【労災保険】
◆年金給付(特別支給金を含む) :一人当たり平均約9万円、
延べ約27万人、
給付費約240億円
◆休業補償(休業特別支給金を含む):一人一ヶ月当たり平均約300 円、
延べ約45万人、
給付費約1.5億円
【船員保険】
■一人当たり平均約15万円、
■約1万人、
■給付費約16億円
【事業主向け助成金】
雇用調整助成金等:対象件数延べ30万件、
給付費約30億円
・ 以上については、お支払いに必要となる事務費を含め、引き続き精査します。
<基本的対応方針>
・ 以下の基本的方針に則って追加給付を行います。
〇 国民の皆様に不利益が生じることのないよう、
平成16年以降追加給付が必要となる時期に遡って対応します。
(現在受給されている皆様にも対応します。)
〇追加給付が必要な方には、
平成16年以降追加給付が必要となる時期に遡って追加給付を実施します。
〇本来の額よりも多くなっていた方には、返還は求めないこととします。
〇関係のコンピュー タシステムの改修や、
住所等の確認など正確な支給のための最低限の準備を経て、
対象者の特定、給付額の計算が可能なケースから、
できる限り速やかに順次追加給付を開始することを予定しています。
【雇用保険・労災保険・船員保険】
〇住所データが残っている方については、
システム改修等の準備が整い次第、
お手紙にてご連絡を差し上げることを予定しています。
〇一方、住所データがない受給者の方(推計延べ1,000万人以上)
及び転居等で住所が不明となった受給者の方が多数おられます。
こうした方々については、記者発表やホームページ等を通じて、
追加給付の可能性がある給付の種類や受給時期等をお示しし、
国民の皆様にお申し出いただくようご協力を呼びかけ、
受給者の方からお申し出をいただき、
受給実績やご本人であることの確認、追加給付額の計算を行った上で、
追加給付を行うという流れを想定しています。
〇また、正確な給付のため、
対象者の特定、追加給付額の計算のためのシステム改修や、
旧システム時代のオフライン管理データを現行システムに戻す作業等に
相当の期間が必要となります。
お申し出の呼びかけや追加給付の開始はシステム対応後となることを
ご理解いただきますよう、お願い申し上げます。
【事業主向け助成金】
〇上記と概ね同様、所在地データが残っている事業主については、準備が整い次第、
お手紙にてご連絡を差し上げます。
〇一方、所在地データがない又は移転等で所在地が不明となった事業主が多数おられます。
こうした場合についても、記者発表やホームページ等を通じて
追加給付の可能性がある受給時期等をお示しし、お申し出を呼びかけ、
事業主の皆様からお申し出をいただき、必要な確認・計算の上で、
追加給付を行うという流れを想定しています。
☆以上、厚生労働省のホームページの一部を紹介させていただきましたが、
もっと詳細に対象保険の内容等が掲載されております。
☆ぜひ一度、厚生労働省のホームページをご確認ください。 |