☆このたび、東京商工会議所が行った新入社員アンケートの結果が
公表されました。 ☆一部を抜粋して、その内容を紹介させていただきます。
◆意識調査概要(PDF)はこちら https://www.tokyo-cci.or.jp/file.jsp?id=1017697
<以下は、東京商工会議所の公表原文です。>
2019年度中堅・中小企業の 新入社員の意識調査結果について
2019年5月30日
東京商工会議所(三村明夫会頭)は、 新入社員を対象に行った調査結果を別紙の通り とりまとめましたので、お知らせします。 本調査は、当所実施の「新入社員ビジネス基礎講座」に 参加した主に中堅・中小企業の新入社員1,100名を 対象に調査(実施期間は3月29日~4月10日 /有効回答1,100名、回収率100.0%) したもので、就職活動の実態や職業仕事観 など を把握するために毎年定期的に行っているものです。
【 調査結果のポイント 】 1.就職活動は順調だったか 58.8%(昨年度比+2.9%)となり、3年ぶりに増加。 2012年度来、過去2番目の高さとなった。 2.就職活動で苦労したことは何か(3つまで選択) 一方で「採用枠が少なく競争が激しかった」が 減少傾向で2012年度以来最低となり、 学生優位の売り手市場を示す傾向がうかがえる。 3.インターンシップ・職場体験の参加状況 昨年度比で9.6%増加した。 大卒文系が46.5%⇒55.6%(+9.1%)、 大卒理系が41.7%⇒59.4%(+17.7%)、 大学院卒 45.6%⇒57.3%(+11.7%)となった。 4.就職活動の開始と内定の時期 1人あたりの内定数は全体平均で1.75社と横ばい。 「昨年の3月前」が30.2%⇒34.8%と増加 6月1日より前に内定を得た割合が 17.7%⇒21.7%と増加 全体平均で1.75社と昨年度から横ばい。 大卒では文系・理系ともに高水準で推移し、 1人あたり平均約2社の内定を得ている 5.入社した会社を知った経緯 減少したが2位以下を大きく引き離しており、 学生が企業を認知する手段として 最も利用されている。 6.入社した会社を選んだ理由(3つまで選択) 「職場の雰囲気が良かった(39.8%)」、 「自分の能力・個性が活かせる(35.5%)」の順で 昨年度と変わらず。 にある一方で、 「待遇(給与・福利厚生等)が良い(25.3%)」 の増加傾向が顕著で、2019年度は25%を超える 結果となった。 7.今の会社でいつまで働きたいか 2011年度以来、最低を記録。 一方で「チャンスがあれば転職」が 18.6%(昨年度比+3.0%)と増加。 「将来は独立(5.5%)」を加えると24.1%に上り、 入社した時点で既に4人に1人が転職や独立を 考えている。 8.社会人生活を送ることで感じる不安 (不安を感じる順に3つまで選択) 最も多く、次いで、 「上司・先輩・同僚とうまくやっていけるか(50.0%)」、 「仕事が自分にあっているか(48.0%)」となった。 9.内定者に対するフォロー研修の実施状況と実施方法【新設】 内定者に対するフォロー研修の実施状況は、 「あった(36.3%)」、「なかった(61.4%)」となった。 また、内定者フォロー研修が「あった」と回答したうち、 実施方法については 「社内研修(65.7%)」、「通信講座(23.8%)」となった。 10.社会人として自発的に学びたい・スキルアップを 図りたい分野【新設】 「語学力(22.0%)」が20%を超え、 次いで、「パソコンスキル(18.7%)」、 「経営、ビジネス全般に必要な知識(15.1%)」、 「ITスキル(13.4%)」の順となった。 「特になし」や「無回答」は5.8%にとどまり、 ほとんどの新入社員が、 何らかの分野について自発的に学びたい意識がある。
☆なお、詳細につきましては、冒頭にございます 意識調査概要(PDF)をご確認ください。
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