★「それでも人を愛しなさい ~人生の意味を見つけるための逆説の10カ条~」
(ケント・M・キースさん著) より、内容の一部と名言を紹介させていただきます。
◆非常に有名な「逆説の10か条」(下記に記載)は、一時、マザーテレサさんの作であると 誤解されていたようです。 「マザー・テレサ語る」という本の中で紹介されていたからだそうです。
◆実際は、ケント・M・キースさんという方が、ハーバード大学の学生時代に、 高校生リーダーたちのために書いた「リーダーシップのための逆説の10カ条」という小冊子 の中の記述に、(どこかで目にした)マザー・テレサさんあるいは彼女の仲間の一人が 感銘を受けて、孤児の家の壁に書き記したものだと考えられているそうです。
◆作者のケント・M・キースさんは、ハーバード大学卒業後、ハワイ州の経済企画開発局局長や 州政府の閣僚などを歴任された方とのことです。
◇本書籍は、ケント・キースさんが「逆説の10カ条」(下記)を考えるに至った経緯に加えて、 「逆説の10カ条」に込めた著者の思いなどが、本人の言葉で綴られております。
◇下記にその「逆説の10カ条」を記載させていただきます。 まだお読みではない方、興味のある方は、ぜひ本書を読まれることをお勧めいたします。 (後悔することは“絶対にない”、と思っております。)
<逆説の10カ条>(ケント・M・キースさん) (1)人は不合理で、わからず屋で、わがままな存在だ。
(2)何か良いことをすれば、隠された利己的な動機があるはずだと人に責められるだろう。
(3)成功すれば、うその友達と本物の敵を得ることになる。
(4)今日の善行は明日になれば忘れられてしまうだろう。
(5)正直で素直なあり方はあなたを無防備にするだろう。
(6)もっとも大きな考えをもったもっとも小さな男女は、 もっとも小さな心をもったもっとも小さな男女によって撃ち落とされるかもしれない。
(7)人は弱者をひいきにはするが、勝者のあとにしかついていかない。
(8)何年もかけて築いたものが一夜にして崩れ去るかもしれない。
(9)人が本当に助けを必要としていても、実際に助けの手を差し伸べると攻撃されるかもしれない。
(10)世界のために最善を尽くしても、その見返りにひどい仕打ちを受けるかもしれない。
(引用)ケント・M・キースさん 著 大内博さん訳
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