生 徒 : この前旅行に行って山に登ったら、夜空一面が星いっぱいで感動しました。
F先生 ⇒ そうだね。一面の星空は本当にきれいで感動するよね。
⇒ でも、昼間の空にも、都会の空にも、 まったく同じように空一面に星は出てるんだよ。
⇒ ただ「人間の目には見えていないだけ」なんだ。
生 徒 : そうなんですね。 他にも人間の目に見えていないものってあるんですか?
F先生 ⇒ 逆に人間の目に見えているものなんて、 ほんの一部なんじゃないかな?
生 徒 : 例えばどんなものが見えていないんですか?
F先生 ⇒ じゃあ、「人の気持ち」は見えるかな?
生 徒 : まったく見えません。 どうやったら「人の気持ち」を見られるようになるんですか?
F先生 ⇒ どんなに目を凝らしても、 人の気持ちは、絶対に「見えない」んだ。 でも、絶対に「見よう」としなければいけないんだよ。
生 徒 : 人の気持ちは、 ”絶対に見えない”けど、”見ようとしなければいけない”って どういうことですか?
F先生 ⇒ それは、人の気持ちを「想像する」ってことなんだ。
⇒ 『もし自分がその人の立場だったら、自分だったらどう思うだろうか』と。
⇒ 相手が誰であってもまったく同じだよ。 これからやってみてごらん。 |
「本当に大切なものは、目に見えない。」(星の王子さま)
/サン=テグジュペリさん